世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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出国スタンプがない!国境どたばた劇

いやな予感はだいたい当たる。
1人で国境越えをするしかないとわかったときから、なにかいやな予感はしていた。
コロンビア→エクアドル間はドイツ人とイギリス人カップルと一緒だったし、昼間だったからまあ1人でもこなせた気がする。今回は、調べに調べて一人でも大丈夫であろう国際バスで移動することに決めた。
なぜ、国境越えにこんなに神経質になっているのか。噂に聞くと、国境近くの町はだいたい治安が悪く、法外なタクシーを請求されたり、強盗が出ることもあるとか。出来るだけ安全なルートを行くために、色々旅友に聞くと、最近エクアドル→ペルー間で国際バスが通ったらしく、それに乗れば、バス会社のスタッフがいろいろ世話をしてくれて、私たちは指示に従うだけで、いたってスムーズに国境越えができるらしい。もうひとつの手段として、比較的安全なルートで国境まで行くということも出来たけれど、それだと乗り継ぎが悪く夜の11時にバスターミナルにいないといけない。いろいろ考えたすえ、負担が少なそうな国際バスを利用することにした。
それが、とんでもないはちゃめちゃ劇になるとは、つゆしらず。
いや、なんとなくいや~な予感はしていたのだけど。

こんないきさつ。
夜の8時にクエンカのバスターミナルに向かう。バックパッカーはいるかな?私だけだったらどうしようという不安は、1人の男の人がバスのオフィスに立っていたのを見て消え去った。フランス人のバックパッカーで、同じバスに乗ることも確認。
よかった、これでなにかあっても大丈夫と、心を撫で下ろし席に着く。
結果的に、彼以外にアメリカ人の女の子2人と、スペイン人?ポルトガル人?のカップルの計6名の外国人がバスに乗ることになった。

そして、この6人に災難が降りかかる。
クエンカを出発して2時間半ほどで、道路工事のため1時間半ほど立ち往生。
やっと工事が一段落しHuaquillasという国境の町に向けて出発。Huaquillasではすでに、ペルー行きの乗り継ぎのバスが乗客を乗せて待っていた。時間はすでに真夜中の4時ごろ。私達6人だけが、荷物を持ってそのバスに乗り込み、すぐにバスはペルーのイミグレーションがあるTumbesという街に向かって出発。なんでも、このTumbesという町が危ないらしく、窓から見たかぎり確かに雰囲気が良いとはいえない。

イミグレーションでスタンプをもらうために並んでいると、スペイン人?のカップルとバスのスタッフがもめている。はじめ、お金を請求されたりしているのかな?と他人事のように見たいたら、私のほうを向いて彼女もそうよ!みたいなことを言っている。なんだ、どうしたんだ(冷や汗)~と、どきどきしながら事情を聞いてみると、なんと!!!クエンカから来た私達6人だけがエクアドル出国のスタンプを貰っていない。そういえば、言われるがままバスを乗り降りして、荷物がなくならないように、とそちらに気がいったし、時間も深夜、頭もぼーとしていて、気がつかなかった。というより、今いるのがどちらの国のイミグレーションかもわかっていなかった状態。

出国したしもうスタンプはいいじゃない、というわけにはいかず、どうやら私達はエクアドルのイミグレーションまで戻らないといけないらしい。この区間が一番ややこしいから国際バスを選んだのに(涙)。私、アメリカ人、フランス人の3人は諦め顔で、法外なタクシー代を払って、私達を置いて行ってしまうバスの変わりに、朝の8時くるバスを待たないといけないんだと覚悟を決めかねていたけれど、
スペイン人のおじさんは、引き下がらない。スペイン語で話していたので、内容はわからないけど、この失態はバス会社のスタッフの責任で、私達に非はない。
しかし、女性スタッフも引き下がらず、絶対に自分の非を認める気はないらしい。
100%彼女の管理ミスだけと思うけど。
バスのドライバーはここは危険だから、君たちがエクアドルの国境までもどって、
またこちらに戻ってくるまで待つことはできない。
まあ、それもわかる。すでに乗り込んでいた人達も待つのはいやだろうし。
ここでも、引き下がらないのがおじさん。バスの中に入っていて他の乗客に、「私達が戻って来るまで待っていてほしい。」と願い立てしに行った!すごい。
アメリカ人の女の子は「誰も待ってくれないわよ。私だったらいやだもん。」
「私もそう思う、、、、」と言いかけたとき、おじさんがバスから出てきて、「皆の了解が得られたから、早く戻ってスタンプを貰ってこよう!」とさけんだ。

それはなんてラッキー、
私達6人とバス会社のスタッフ2人の合計8人が、タクシー2台に分かれて飛び乗った。まずは、猛スピードで10分ほどのところにある、エクアドルの国境まで。そこで、エクアドルのタクシーに乗り換え、イミグレーションのあるところまで向かう。この時、もちろんタクシーのドライバーは法外な値段を言ってくるけど、バス会社のスタッフが事情を説明して、妥当な値段で交渉完了。
イミグレーションに到着すると、ダッシュで係員のところまで。出国のスタンプをゲットしたら、またタクシーに飛び乗り、来た道を猛スピードでタクシーは走る。
ペルーの国境で再び、ペルー側のタクシーに乗り換え、イミグレーションまで。
列が出来ていたけど、係員に事情を話し6人を優先的に前にいかせてもらい、
やっとペルー入国のスタンプをゲット。すぐに、待っていてくれたバスに乗り込み、このどたばた劇は終了となった。
私達のバスが3時間ほど遅れて到着し、このどたばたがあって+1時間。
他の人たちは本当に辛抱強く待ってくれていたと思う。

それにしても、こんなこと普通あるの?まあ、そんなこと問いても後の祭りだけれど。策に策をねって決めたこの国境越え。とんでもないほうに転んでしまった。
けれど、なかなか出来ない体験。私1人だけでなくてよかったと強く思う。
もし、ひとりだったら、ひとり取り残されて、、、考えるのもいやなことになっていたと思う。

いやはや、忘れることの出来ない経験となりました。
そんなこんなで、ペルーの旅が始まりです。

DSCF1744.jpg
バス会社のオフィス。朝チケットを買いに行ったときは、これで大丈夫!思っていたのに。

DSCF1757.jpg
途中降ろされて、持ち物チェック。

DSCF1758.jpg
深夜3時ごろ。エクアドルのイミグレーション。
皆、出国のスタンプを貰うのに必死。
もっと写真を撮っておきたかったけど、ふらふらで無理だった。

| エクアドル | 09:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おつかれさまです!

大変でしたね~!タクシー代、バス会社が出してくれたっていいのに!
こんなトラブルたぶんしょっちゅうで、ちょっとは学習しろよ・・・って思います。
しかし、バス乗客全員に待っててってお願いしたおじさん・・・すごい!たくましすぎる!

| ゆっきー | 2010/12/19 22:59 | URL |















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