世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

世界で一番貧しい大統領の言葉 本当の自由

1ヶ月ぶりに夕方6時に会社を出れる状態になった。
ネットサーフィンしていた時に、見つけた
「世界で一番貧しい大統領」の文字。

その人とは元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏。
彼が2012年環境問題について考えるリオ会議で行なった
演説が秀逸で話題になっているらしい。
大統領という立場にあっても、87年製の車に乗り、
給料の9割を寄付し10万円程度の生活費で暮らす。
外交用の専用飛行機も持たず、他の国の大統領に乗せてもらう。
などなど、異色の大統領だったらしい。
Jose-Mujica-VW-Beetle3.jpg
自宅の農場で

Jose-Mujica-VW-Beetle.jpg
車は87年製のフォルクス・ワーゲン
アラブの富豪が1億円で買うと申し出たけど断った。
その富豪には、彼の言っていることがどれだけ
理解出来ているのだろうか、、、。

Jose-Mujica-VW-Beetle2.jpg
政府専用機を持っていなかったので、メキシコの大統領に
相乗りさせてもらう

特に有名な言葉
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

演説もすごくよかったけれど、私が一番感動したのは、
あるインタビューの中で「生きる時間とは何か?」という問いに
対しての言葉。

自分が自由に使える時間のことです。
やりたいことをやる時間のことです。
ある人にとっては、それはサッカーをすることかもしれないし、
別の人にとっては釣りをする時間ですし、木の下にいることかもしれない。

自分の人生の時間をすきなことに使っている時が本当に自由な
ときなのですよ。そして、自分と家族の物質的な欲求を満たすために
働く時間は自由ではないのです。
そこで昔ながらの欲求の法則にすっぽり入って行くのです。
仕事が好きかどうかは別の話です。その働いていない時間のことが
自由なのだと指しているのです。

自由になるための戦いというのはどれくらい自由な時間を
確保できるかにかかっているのだと私は言いたいのです。
もので溢れることが自由なのではなく、
時間で溢れることこそが自由なのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リオ会議でのスピーチの抜粋も是非読んでほしい!
以下 私が響いたところ抜粋

リオ会議でのスピーチより

私たちは生きている世界は涙の谷で、死んだらパラダイスに
たどり着くという思想にはめ込まれて育ってきました。
天国はいまここなのです!或いは地獄は今なのです!
人がより良い暮らしをするには、いま人生のために
戦わなければならないのです。中立な立場なんてないのです。
ですので、忘れられがちな中立で基礎となる価値観について
話すのであれば、意味があります。

人生というのは1分1分とあなたから逃げていきます。
足りないからといってスーパーで追加で買うことが
できないのです。

ですので人生を活きるために戦ってください。
人生に中身をあげてください。
他の生物の生き方と人間の生き方の違い
というのは、あなたには自分の人生の方向性を
ある程度決められるというところにあります。
あなたが自分の人生の道の創設者になれるのです。

生まれたままに生きる植物と違い、
あなたは生まれたあと自分の人生に
中身を詰めるか詰めないかを選択できるのです。

マーケットに自分の命を売り、必要でもないものを
買いあさり、ローンを支払いながら人生を過ごしていたら
あっという間に私のような老人になってしまいますよ。

リューマチまみれのね。
あなたはこんな世界に生まれたのです。ぶち当たってこそ、
世の中に何をしたのかが分かります。

でも、あなたには夢があり、その夢のために戦い、
希望を残ったものに伝えようとしたのならば、
あなたのその活気が丘の上や広い海に
少し残っているのかもしれない。
その一瞬の記憶がどんなにすごい記念碑よりも、
伝記よりも、賛歌よりも、詩よりも価値あるものなのです。


みなさま、命より大切なものはありません。
幸せのために戦ってください。そして幸せといのものは人生に
内容を詰めるということなのです。道を作り、
襲われてはいけないのです。そのためのレシピなんてありません。
ここにあります、あなたの良心に。
使われるか、それとも奇跡的に生まれたこの機会を使うか。

また戻りますが、若者にもうひとつアドバイスをさせてください。
不可能なことを可能にするには更なる努力が必要です。
そして本当に負けてしまうのは腕を下げ自分を渡し、
諦めるときのみです。
人生では何千回といろんなことで転びます。
愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、
実現しようとしている夢でも転びます。
でも、それには千と一回立ち上がり、
一からやり直す力があなたにはあります。
その道が実は一番大事だからなのです!

……………………………………………………

あなたの存在にコンテンツを与えてください。
このことを意識的にしないと、その内容はまた新しいゴミを
買うための月末の支払い金に変化してしまい、
その悪循環にはまり、あなたの人生の最後の日まで続き、
気づけば骨ひとつ上がらず記憶と生命力と共にサヨウナラです。


若いのは一度きりですがそれは外観です。
若さだけでなく、鏡を見て現実に責任をもつ不遜さ、
それは若くても、年取ってても、中年でもできることです。
世界を男、女、黒、黄色に分けてはいけません。
いいえ!2つのカテゴリーに分けます:
やり通す人とそうでない人です。
やり通すというのは大義を抱きしめることです。

人類ほど非現実的なものはありません。
だからこそ死後の世界をも創造することができるのです。
人類が好きですし感嘆しています。
宗教を尊敬しています。私もいつかは土に還るか、
みなさまの頭の上に飛ぶハトになっているといいですね。

エクアドルよありがとう!みなさまお元気で

ペペ・ムヒカ

http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ムヒカ大統領インタビュー。消費主義社会について (訳:打村明)

ムヒカ大統領:マス消費主義な社会が経済を影響
しているものになっていて、この使い捨てをする社会には
そのようなモデルがないと半永久的に消費することができないのです。
それを変えるのが一番の難関ですね。
ある考え方をまた紹介させてください。

人は物を買う時は、お金で買っていないのです。
そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのですよ。
従って人を雇っている場合、その人の時間で物を買っていること
になるのです。経済資源というのはそういう人生の時間を
裂いたものから出来ているのです。
人間のもっとも大事なものが生きる時間だとしたら、
この消費主義社会はそのもっとも大事なものを
奪って行っているのですよ。

私の国では、国民は6時間労働を賛同しています。
でもそれは労働時間を減らすためではなく、
もうひとつの6時間労働の
仕事が持てるためです。労働時間を減らすはずが、
前よりも多く働いているのです。なぜか?
子供の頃からテレビスクリーンで見ているものが消費と消費、
ものを買い続けることが幸せだというメッセージを
受けているからです。
そんな社会に私たちは押し込まれているのです。
そんな社会を裁判にかけることは非常に危ない行為です。

インタビュアー:でも革命的ですよね

ムヒカ大統領:政治というのは哲学の分野を差し置いては
いけません。哲学がなければ、めざす道がないのです。
そこに大きな違いがあります。
もっと良い世の中の目指すということは中古車を集め、
乗客率を倍にするということではありません。
そんなことやっていたら水の泡です。
人生を生きる時間を倍にするのです。

| 日本 | 12:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://domybest25.blog112.fc2.com/tb.php/631-643dba51

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT