世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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落とした?置き忘れた?盗まれた?

いつも肩から提げているバックが無くなった。
Eagle Cleekの小型のバックで、いつも旅に連れてきた思い入れのあるもの。
中身は、100円ショップの電卓、無印のメモ帳、ペン、非常時の連絡先のコピー。
私以外の人にはまったく価値のないもの。

バックがないことを気づいたのは、キトのバスターミナルに着いてバスから降りた瞬間。
「あっ、ない!」一瞬パニックに。
私の横には誰も座っていなかたっし、座席に置いていたリュックは手元にある。
オタバロからキトまでのバスの中の2時間、ずーと音楽を聴きながら窓の外を見ていて、
眠ったのは15分もなかったと思う。肩から下げていたので、もし出来るとしたら
カッターで肩紐を切って引き抜くしか方法はない。でも、そんなことをされたら、
多分気がつくと思う。
他の可能性を考えると、朝ごはんを食べたカフェで置き忘れた、
歩いている途中に肩紐が切れて落ちた。それぐらいしかない。

乗っていたバスが車庫に入らないうちに、係員ジェスチャーで
「もしかしたら、バックを置き忘れたかもしれない。」と伝える。
スペイン語なんて使ってられない。
なんとか伝わって、バスの中を確認してもらったけれど、ない。
お金が入っているわけではないし、特に価値のあるものでもない、なくても大丈夫なもの。
このままキトの宿にタクシーで行くのが普通。
でも、オタバロまで戻ってもたったの200円だし、もしかしたら宿かカフェに置き忘れただけ
かもしれない、それを確かめたい。それよりも第一に、この動揺した気持ちのままキトの
中心街に行く気にはなれなかった。
そして、今までの経験から、こんなことが起こった日は、同じような悪いことがまた降りかかって
くることが本当にある。

ここは、初めての街、それも大都会で今まで以上に注意が必要なところへ行くよりも、
少しは知った町に戻るほうがよい気がした
時間もまだ午後12時、2時間かけて来たオタバロにまた戻ることを決めた。

実は、宿が一緒のオーストラリア人の夫婦と朝ごはんを食べたとき、
「僕たちは明日、タクシーでキトまで移動するから、もしよかったら一緒にどう?」
と誘われて、もう一泊するかどうかすごく迷った結果、キトに早く移動いたほうがよと思い、
バスでキトまで来た。
それがこの結果。

今度は、バックパックもバスの中に持ち込んで完全装備。
見慣れたオタバロのバスターミナルから、朝行ったカフェに直行。
また、身振り手振りで事の事情を説明して店の中を確認。
あることを祈ったが、ない。
次は、宿へ。
多分ないだろうと思ったら、やはりなかった。
う~本当に、狐につままれたとしか表現しようがない。

かの村上春樹氏の旅エッセイで、彼がメキシコを旅行した時の文章を思いだした。
こんな内容、
「旅していく中で、どんどん、物がなくなっていく。
まるで魔法にかけられたように、それはどうしようもない。
物はなくなっていくのである。」

これ、長旅をしたことがある人はすごく共感できることだと思う。

私もホステルを移動するたびに、ひとつ、ひとつと物がなくしてきた。
(洗濯ばさみや、簡易の袋など、なんということないものばかりだけど。)
人一倍、荷物に気を使っているのに、ふっと姿を消すようになくなっている。
ただ単に、不注意だと言う意見が大多数だと思うけれど、この感じ
体験するまでわかってもらえないと思う。
昨日、いつもチェックしている世界一周中の日本人2人のブログを読んでいても、
2人ともすでに2度、盗難にあっていた。そして、2人とも全くどうのように盗まれたのか
検討がつかないと書いている。
やはりプロの手口は、素人が想像できないくらい巧妙ということか?

というわけで、今日は宿でゆっくり。
明日再び、キトに向かう。

| エクアドル | 06:09 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ものすごく分かる~
どんどん不思議と(時々大失敗で)モノが無くなってく!
便利グッズだったり思い入れあると結構辛い…w
村上春樹さんの言葉に救われたよー
私は12/1にはリマを出そうです、
会えるかな??

| トモパン | 2010/11/23 11:32 | URL |















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