世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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Door of No Return

アクラからケープ・コーストにやってきた。
ガーナは奴隷貿易の中心地となったところで、
ここケープ・コーストには奴隷達が収容された
<Cape Coast Castle>と<Elmina Castle>がある。
※二つとも世界遺産

午前中にまず<Elmina Castle>へ、なぜか体が重くて
今日は宿に帰ってゆっくりしなくてはと思っていたのだけれど、
せっかくここまで来たし、見ておかなくてはと
午後ひとりで<Cape Coast Castle>へ。

どちらも、セネガルのゴレ島にあった<<La Mansion des Esclaves>>と同じで、
暗くて、狭い、奴隷達を収監した牢屋と、
支配していたオランダ人達が住んでいた広々とした部屋がある。
すごく大きなお城で、1,000人ほどの黒人を収容できたとか。

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Cape Coast Castle

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Elmina Castle


そしてここにもあります「Door of No Return」

奴隷達が船に乗り込んだ場所であり、
ここを出たら2度と戻ってこれない、帰らざる者の扉

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Door of No Return(Cape Coast Castle)

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黒人の観光客も大勢いた。

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ドアの外
奴隷貿易の面影はなく、平和な漁村の風景がひろがる。

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Door of No Return(Elmina Castle)

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当初はドアの外はすぐ海だったらしい。

奴隷達はまず、トーゴやニジェールの海岸沿いの村から
2ヶ月かけて歩いてここまでたどり着き、船に乗せられるまで
3ヶ月間トイレもない地下牢獄に閉じ込められた。
なかには食べることを拒否して、自ら死んでいた人達も少なく
なかったそう。

そんな劣悪な環境に耐えて、
この牢獄を出て行く先にも希望がないことを知っていても、
生き抜くことを決めた黒人達が
このドアを通るときどんな思いだったんだろう。
私には想像することさえ出来ない。

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ヨーロッパ人達が使用していた部屋

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トイレも窓もない牢獄

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問題を起こした人が入る牢獄:左が黒人用、右が兵士用
違いはドアの作り。黒人の牢獄はドアを閉めたら真っ暗だけど、
兵士の牢獄は光が差し込む。

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館内は必ずガイド同伴

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ケープ・コーストの町で見かけたカメラ屋の看板。
証明写真のモデルがオバマ大統領!
彼が大統領になったことは、黒人社会にすごい影響を
与えたんだろう。

DSCF0536.jpg
私には感じ得ない思いをもっているんだろう。

アメリカ、ヨーロッパにいる黒人の先祖はみんな
このアフリカから強制的に送りだされた。
当たり前の事実だけど、すごい歴史的事実。

そして、今回一番驚いたのは、黒人を捕まえたのは
ヨーロッパ人達ではなく、地元の有力部族である黒人だったということ。
当時のアフリカは部族闘争があって、それを逆手にとっていた。

今日は、奴隷貿易について色々考えた一日でした。

アクラからケープ・コーストへの行き方
アクラのSTCのバスターミナルからバスが出ている。
朝の7時、11時、昼の3時があった。
※STCのターミナルがは2つあって、街中にあるほうではなく、
近郊にあるメインバスターミナルから出ている。

ケープ・コーストの宿
BOBAB HOUSE
 ★★★☆☆
・ツイン 25C(約1,125円)
・欧米人が集まるようなお洒落なゲストハウス
・街の中心にあって観光には便利
・品そろえが良い土産屋も併設している
・WIFI有り、水シャワー
baobao.png


| ガーナ | 05:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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