世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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苦行、タンザン鉄度 その1

ダル・エス・サラームを出てからすでに52時間。
私はまだ列車の中にいて、この文章をパソコンに打ち込んでいる。

本来なら12日の13時50分に出発して、翌々日14日の13時20分に
着くはずのこの鉄道の旅。今は14日の14時。
出発時間が8時間も遅れた時点で、思った以上の長く過酷な旅に
なることは覚悟いていたけれど、もしかしたら、しんどさワースト1位の
<中国硬座二日間の鉄道旅>を上回るぐらいのしんどい体験に
なるかもしれない。

というのも、昨日丁度ザンビアとの国境まで来た時に突然
列車がストップ。出国と入国の手続きが行われる場所だったので、
事務手続きに時間がかかっているのか?と思っていたけれど、
3時間たっても、4時間たっても、列車は固まったかのように
動く気配なし。乗務員にどうしたのか聞いてみると、
「この先で、事故があり進めなくなった」とのこと。
すでに疲れがピークにきているのに、追い討ちをかけるような
バッドニュース。

ひたすら列車が動くのを待つ。
5時間、6時間、7時間、、、、、時が過ぎ列車が動きはじめたのは
10時間後。やっと、やっと進めると思いきや5分ほど走ったところで
また停車。地元の人達がわんさか乗り込んでくる。
なんでも、タンザニア側、ザンビア側、近距離の間に2つの駅があるらしく、
ザンビア側に停まったらしい。そして、再び3時間停車。
出発したのは3時間後、夜の11時。
たった5分の距離なら、事故処理を待っている10時間の間に移動して
おけばよかったんじゃないの?
なんなんだ、この手際の悪さ。

そもそもこのタンザン鉄道、老朽化が激しく本当なら廃止されてもよい
ぐらいの乗り物。
線路にガタがきているのか、運転手の技術が未熟なのか、
突然、ガタガタガッシャンと音を立てて急停止する。
横ゆれ、縦ゆれがすごくて、これは列車の形をしたブリキの玩具か?と思
うぐらいのお粗末な乗り心地。

食堂車はあるけれど、2日目にして2つあるうちに1つの
コンロが故障してご飯にありつくにも一苦労。
中国製の古い車体はお世辞にも綺麗とは言いがたいく、
設置されている扇風機は動くはずもなく、コンセントがあっても
電気は通っていないし、洗面所の水は午後には出なくなる。
多分、いや絶対、20年前に廃棄されるべきの列車が今でも使われていることが
大きな問題なんだと思う。

待ち時間をあわせると、今の時点ですでに64時間。
こんな非日常的な経験をするとき、ふと思うことがある。
「この過酷な経験は、日常生活に戻ったときに
なにかの役に立つのだろうか?」
「こういう経験を積むことで、辛抱強さが身につくのか?」
そうであって欲しいな~。

さて、一体私はいつ最終地点<カプリムポシ>の駅に着くことが
出来るのでしょうか?

DSCF9269.jpg
駅に着くたびに売り子寄ってくるけど、買いたいものなし。

DSCF9281.jpg
外国人しか利用しない食堂車

DSCF9256.jpg
おばさん何を考える?

DSCF9262.jpg
意外に快適そうだった3等車両

DSCF9271.jpg
「世界車窓から」の世界とは程遠い旅だったのでした

| タンザニア | 02:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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