世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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ダライ・ラマ法王に会う。

2日ほどいて移動しようと思っていた<タリン>に
もう2日いることにした。

というのも、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ法王
タリンを訪問して、街の広場で演説をすることを知ったから。

ヘルシンキにいたときにダライ・ラマの講演があることを、
知ったものの、それにを待っていれば4日ほど延泊する必要があって、
そこまでしようとは思わず、縁があればきっと会うチャンスが
あるだろうと思っていた矢先だった。

DSCF6761.jpg
事の始まりは、このテントを見かけたときから。
チベット関連のイベントがあるの?と思って入ったら、
チベット伝統の砂絵を作っている最中。
近くにいたスタッフらしき人に話しかけると、
「17日にダライ・ラマがいらっしゃってスピーチするのよ。」
「え!」
即座に質問
「講演のチケットはどこで買えますか?」
「この近くの広場で、無料よ。」
「行こう!」

DSCF6759.jpg
チベットの寺院でも見かけた風景。
色の付いた砂で曼荼羅を描いていく。
ダライ・ラマに同行しているくらいだから、
きっとすごい優秀な人達だと思う。

DSCF6778.jpg

DSCF6779.jpg
今日行ってみたら、見事に完成されていました。
でも、この曼荼羅すぐに吹き消される運命。

DSCF6762.jpg
ヨーロッパの街角でチベットのお坊さん、不思議。

今まで40カ国ほど訪れてきたけど、やはり<チベット>の印象は
強く、そのチベットの核となる存在の<ダライ・ラマ>。
これは会うしかない!
ということで、なにもすることがないタリンで一日つぶし、
今日行ってきました、ダライ・ラマに会いに。

2時間前に行ったものの、会場の準備が始まったところ。
あれ?こんなもの?と拍子抜けで、周辺をうろうろ、
水を買い、トイレに行き、1時間半前に再び会場に
行くとちらほら人が集まってきた。
一番真ん中、最前列をゲット、そこで1時間半待つ。

隣にいたエストニア人の女性は今日のため、
ヘルシンキから朝到着いて、この会場の近所に住んでいる母親にも
会わずにこの会場に来て、帰りのフェリーに乗るため、
会うこともなく帰るかもしれないとのこと。

彼女いわく、ダライ・ラマはすでに2,3度タリンに来ていて、
今回は10年ぶりの訪問らしい。
彼女と立ち話しながら、ひたすら待つ。
そのうち、人増えてきて講演が始まる2時にはかなりの数
の群集が会場を囲んだ。

DSCF6777.jpg
2時間前には会場へ。まだ準備中。

DSCF6781.jpg
1時間前になると、カメラマンが集まってきた。

DSCF6785.jpg
近くにいたおばさん、TV局の取材を受ける。

DSCF6786.jpg
私の左横に陣取っていた女性も取材されていた。

この人、みんながが列を作って待つ中、
いきなり割り込んできた。
非常識だと思うけど、チベットの旗を持っていて
チベット独立を支持する活動家らしかったので
周りの人達は文句を言わず。
もちろん、私も。
チベットに興味があって、ダライ・ラマを見てみたいだけの
好奇心で来た私と、彼女の真剣さ・思いは大きく違うと思うから。

待つ事、1時間半、ついにダライ・ラマ法王登場。
最初の印象は、今まで映像や写真で見たとおりの人で、
優しそうなおじいちゃん。
みんなの拍手に答えながら、リラックスムード。
最前列&真ん中の位置に陣取ったかいあってはっきりと見える。
日本でも講演されることがあるけれど、大きな会場なので
こんなに近くにいれるのは本当に幸運だと思う。

DSCF6791.jpg
お付きのお坊さん達、通訳、現地の支持者と。

DSCF6807.jpg
最前列やけど、遠い、、、。

拡大してみる。

DSCF6806.jpg

英語で話されるので、通訳がエストニア語に訳す形で講演は進んでいく。
まず、チベットと中国の現在の状況や問題点を簡単に話されて、次は
宗教的な話に。

簡単に書くとこんな感じ、
「僕もあなた方も同じ<人間>です。
 同じように悩み、精神的な問題を抱えています。
 みんなその問題を解決しようとしますが、どうすればいいのでしょうか?
 
 その問題は決してお金では解決できません。いくらお金を持っていても無理なのです。
 自分の心で解決するしかないのです。
 そのためには、オープンマインドでいる必要があります。
 気持ちを大きく持ち、楽観的に物事を受け止めれば、
 問題を解決することが容易になります。
 
 でも、その反対であれば、たいした問題でもないのに、
 ことは悪い方向へ大きく膨らんでいきます。」

人と、そして国と国とのかかわり方について。
「自分を大切にしましょう。
 そして同じように、他人も大切にしましょう。
 自分を労わるように、他人も労わりましょう。
 自分を尊重するように、他人も尊重しましょう。
 自分がされていやなことは、他人にもしない。
 そうすれば、争いは起こらないし、人を傷つけることもなくなります。
 
 個人レベルだけでなく、国と国レベルでもこのように接すれば、
 戦争が起きることはありません。」

このようなことを、76歳とは思えない(失礼!)はりのある、
はっきりした声で話された。

1時間ほど法話が続き、最後は質問の時間。
「どうして、タリンを数回訪問されているのですか?」

「招きを受けたからです。」
現実的!笑いがおきる。

「御歳をめされているのに、世界中を旅されている。 
 お体のメインテナンスはどうされているのですか?」


「そうです。私は日々老いていきます。
 よく眠る事が大切です。」

「またタリンにいらっしゃることがあるでしょうか?」

「お招きいただければ。」
またまた現実的な答えで笑いがおきる。

<チベットの最高指導者>、<生き仏>である方なのに、、
すごくフランクな人だと思った。

DSCF6808.jpg
チベット仏教独特の祈り方に「五体倒地」するチベタン。
エストニアに住むチベタンは少数らしく、4人ぐらいしか
見かけなかった。
   
DSCF6812.jpg
エストニア人で今日のためにヘルシンキからきた女性は
お花を持って。
私はしんどくて2回ほど座ったけど、彼女もその隣のおばあさんも
立ちっぱなし。

DSCF6815.jpg
講演終了後、近くにこられたので握手できるか!と近づいていったけど、
人ごみに遮られ、写真を撮るだけで必死。

でも撮れました。ほとんど、おっかけしてる感じでした。

DSCF6816.jpg

DSCF6817.jpg

DSCF6819.jpg
握手したいけど、、、、、人、人、人。

法王は砂で作られた曼荼羅があるテントへ。
そこで待つこと5分、車に乗るため出てきた。
これが最後のチャンス!
丁度私の前が通り道になったので、そこを通られた時に、
手を伸ばして手を握る!

握手!

やった!
そして、なんと

「Japanese?」と話しかけてくださった。

私は興奮して「Yes」と言ったと思う、多分。

その時のこと、なんかほとんど覚えいていない。
でも、がっしりと握手したことだけは覚えている。
なんでここに日本人が?と思われたのかな?

握手してもらった人は誰もが笑顔で、
興奮していて、、、それが
印象的だった。

DSCF6820.jpg
会場周辺はこんなに人がいたのか?というほどの混雑。

DSCF6821.jpg
チベットの独立を主張するプラカード。

DSCF6822.jpg
チベットの旗
この旗が国際的な場で見ることが
出来る日は来るのだろうか?


チベットの独立を支援する活動をしているわけでもなく、
今まで旅した中で一番印象的な国がチベットで、
そこで見た一身に神に向かって拝むチベタンをみて感動して、
その国の最高指導者のダライ・ラマ法王に興味があるだけの自分。

多分、今はその重要人物に出会えただけで興奮していて、
あとは思い出になっていくんだろうけど、
今日聞いた「言葉」、本で読んで知っていた「言葉」を
本人から聞いたことは本当に貴重だったと思う。

はじめは感動を覚えず通り過ぎるだけのはずだった<タリン>、
思いがけずに大きな思い出ができて、
忘れることの出来ない街となりました。




| エストニア | 23:32 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2011/08/18 11:48 | |

ひとみさん

お久しぶりです!コメントありがとうございます。
てっきりフィヨルド見に行ったのかなと思っていました。

実は、オスロ行きをあきらめた後、
やはりフィヨルド見に行ったらよかったかな~と
ちょっと後悔していました。

でも今は、またいつか行けると思ってます。

日本の夏暑いですよね。
美味しい日本食食べて英気を養ってください。

私は昨日、むちゃくちゃまずい日本食食べました(泣)。

| コユミ | 2011/08/19 14:15 | URL |

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| | 2011/08/20 13:22 | |

Re: タイトルなし

ひとみさんへ

私もこのコメントの管理のしかたがイマイチよくわかっていないのですが、
ひとみさんのコメントは他の人が読めない設定になっているようです。

| コユミ | 2011/08/21 13:32 | URL |

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| | 2011/08/22 10:57 | |















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