世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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日本人移住地<コロニアル・サン・ファン>へ。

ラパスからバスに15時間揺られて、
やって来ました<サンタ・クルス>

この街、特に見所なし。
本当なら今日一日休んで、ブラジルへ抜けることも
出来たのですが、
「行くのは面倒だけれど、行っておきたい場所。」があって3泊ほどすることにしました。

「行くのは面倒だけれど、行っておきたい場所。」とは、
日本人移住地<コロニア・サン・ファン>。
サンタ・クルスからミニバスを乗り継いで2時間30分もかかるところに
あるらしい。
そんな僻地にわざわざ行くのはしんどい。行くのやめようと
何度も思ったのだけれど、ここまで来たら行っておくことにした。

「移民」に関して全く興味のない人のほうが多いと思うけれど、
私は以前からなぜか興味があった。
遠い異国で生きることを決めた人達。それも、日本から遠い国、南米。
2度の海外留学で、異国で暮らすことの大変さを知った私は、
彼等が経験したであろう苦労を思うと、尊敬の念を覚える。
(ボリビア人とうまくやっていくのも、大変だったに違いない!)

◆ラパスの移民資料館で見た、移民募集のポスター。
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戦後の日本で暮らすよりは、
未知の世界南米に行くほうが魅力的だったのだろうか?

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このポスター、もし現代の日本にあったらどうか?
当時の人達は、憧れの眼差しで見ていたのか?
それとも、生きていくためには行くしかなかったのか?
色々、想像してしまう。

翌日

行ってきました、<コロニアル・サン・ファン>。
農場が広がっているのだけど、町自体は10分もあれば歩きまわれた。
移民史料館があってそこを見学し、その後は伊藤食堂でちゃんぽんを食べ、
農協でラーメンをひとつ買い、それだけして帰ってきた。
多分、歩きまわるだけでは、あまり意味がなかった気もするけど、
<コロニアル・サン・ファン>までの車の中から、3時間景色を見続けるだけでも、
なんか意味があったような気がする。

50年前、こんな遠い異国に日本人が来たのだということを
知れただけで十分な気がした。

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看板がまだ新しいことが新鮮。

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町の大通りだけど、人は少なく閑散としている感じ。

DSCF5120.jpg
事務局の人にお願いして、移民史料館を見学させてもらう。
小さい建物の中には、日本から持ってきた家財道具や、
当時使われた農業道具などが展示されている。

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出発前の記念写真。この1時間後には、南米に向けて
船に乗り出発したとか。
記念写真30枚ぐらい展示されていたのだけど、写っている人達は
皆きちんとした身なりで、生活に困っているようには見えなかった。
貧困から抜け出したいために移住するのだと思っていたけど、
それだけの理由ではなかったということ?

DSCF5106.jpg
2週間かけて南米にたどり着いたそう。
旅費は政府から借りるという形で、当時のお金で30万円。
それを、13年かけて返すという契約書が展示されていた。

DSCF5127.jpg
この瞬間どんな気持ちだったのだろう。

DSCF5107.jpg
はじめは、藁葺きの家に住んでいたらしい。

DSCF5126.jpg

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原始林を切り開き、まず焼いてから農地を作っていった。
農業に無知な私には、それがどれだけ大変なことか想像さえ出来ず。

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石臼!
この他に<湯たんぽ>もあって、南米では絶対手に入らないから
荷物になっても、持ってきたかったのではないかと想像した。

DSCF5130.jpg
驚くべきことに、1992年まで移住が続いていたということ。
なぜ?1990年に入ってボリビアに移住?

DSCF5141.jpg
町に2件ある食堂のうちのひとつ、伊藤食堂でちゃんぽんを食べる。
このボリュームで小サイズ。22ボリ(約210円)

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農協ではポン酢も麦茶も売ってました。

<コロニアル・サン・ファン>への行き方
→旧バスターミナルへ※治安が悪いらしいので注意
→大通りと反対の裏側に行くと<ヤパカニ>行きのミニバンが
 待機しているのでそれに乗って<サンタフェ>まで行く。
 ※20ボリ
 <ヤパカニ>が終点で<サンタフェ>はその前の停留所。
<サンタフェ><サンファン>行きのミニバンに乗り換える。
 15分ほどで移住地に到着。※4ボリ

帰りは、
<サンファン>から<ヤパカニ>まで行き下車。
 <サンタクルス>行きのミニバンに乗る。
※移住地でミニバスを待っていると、<サンタクルス>と書いた
ミニバスが通りすぎた。もしかしたら、<ヤパカニ>に行かなくても、
<サンファン>から<サンタクルス>に乗り換えなしで帰ることも
可能かも?

DSCF5100.jpg
トゥルヒィーこと乗り合いミニバン。

bus.png
(左)サンタフェの乗り場
(右)ヤパカニの乗り場



| ボリビア | 04:45 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ここに行かれたんですね!
うらやましいー。
私も、日系移民関係の仕事をしていたので、ここにはいつか訪れたい場所なんです。うらやましい限り。
サンパウロの移民史料館にもぜひ足を運んでみてくださいね。

| yumi | 2011/06/02 04:17 | URL |















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