世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ストライキ、バリケード、そして疲労。

今日は旅をはじめて6ヶ月目。

さて、<ポトシ>から<スクレ>に移動しようと、バスターミナルに
行ったところ、1時間ごとに出ているはずのスクレ行きのバスチケットが
買えない!
どのバス会社に行っても、「今日はない。」とか「夜の7時ならある。」とか。
どうなっているんだ!!!(ちょっとパニック)

バスがないのはわかったけれど、私のスペイン語の能力では
その理由がわからない、

ラッキーなことに、欧米人のカップルを発見、走りよって
「スクレ行きのチケットが買えないのだけど、どうなってるかわかりますか?」
聞くと
「今日は、ボリビア中でストライキがあって、
日中は道路がバリケードで遮断されているので、
バスが進めないらしい。だから僕たちも昼発のチケットを
夜発に変更したよ。」

なるほど~、だから1社だけ、夜7時発のチケットを売っていたのか。
※こんな感じで、いつも英語に頼っているので、いつまでたっても
スペイン語は上達しない。


夜の7時に出るということは、スクレに着くのは多分10時頃。
出来るだけ夜着は避けたいけれど、明日スクレ行きのバスが運行されるのかも
わからない状況。
ここにいても、することがないし、まずは行ってみることにして
バスのチケットをゲット。

再び、ホステルに戻りオーナーに、バスのチケットのことを話すと、
「明日にのばしたほうがいい。彼らはチケットを売って、
結局道路が遮断されていて進めず、戻ってくることがあるから。」
と冷たい一言。

確か朝に出発したはずの、家族バックパッカーが戻ってきている。
彼らも、スクレに移動したかったけれど、バスのチケットを買えなかったとのこと。
え?そしたら私が買ったチケットは?
「私は、買えましたよ。」と言っても、「スクレに向かうのは無理だよ。」
とそっけない対応。

どちらに転ぶか。

<ストライキ>について
労働組合が政府に対して賃金15%アップを要求しているけど、返答は10%アップ。
選挙も近いらしく、労働者側が引き下がらない様子。
ボリビアはストライキが多く、特別なことではないらしい。


ポトシの町はぶらぶらしてしまって、することがなく、
ホステルでだらだらしていると、欧米人の女の子が今から
バスターミナルに行ってスクレに向かうと話しているのが聞こえてきた。
まだ、夕方の4時。5時にバスターミナルに行けばいいと思ってたけれど、
なんかそわそわして落ち着かないし、タクシーをシェア出来ると思って、
彼女に声をかけ、一緒に行くことにした。

なんでも、彼女は4日後には陸路でブラジルに移動しないといけないのに、
銀行のカードを紛失して、スクレで思いがけなく足止めを食い、
さらに、ストライキに巻き込まれてしまい大変な状況にあるらしい。

バスターミナルに着いて、まず私がチケットを買ったバス会社の窓口まで行くと、
なんと横のバス会社が4時30分発のスクレ行きのチケットを販売している!
今朝、私が来たときには閉まっていたはず。なぜ、今になって売っているのだ!

一刻も早く移動したい彼女はもちろん、そのチケットを購入。
私は既に7時発のバスのチケットを持っているけれど、ここで3時間うだうだを
時間を潰すより、彼女と一緒のバスに乗って行ったほうがいい。
チケット代はたったの200円。
まず、だめもとでチケットを購入したほうのバス会社に行き、
「チケットをキャンセルすることは可能?」と聞くと、
店員のお姉さんは仕方ないわねと、言う感じで、
お金の入っている袋に手を入れかけた時、運悪く他の店員が来て
「キャンセルは出来ない。払い戻しもだめ。」と言う。
追い討ちをかけるように、
「今、出発してもストライキで道路が遮断されているから無駄よ。」
みたいなことを言ってきた。

本当?一瞬、迷う。

でも、隣のバス会社の店員は「問題ない。大丈夫。」と言ってたし。

どうしよう、既に4時20分。迷う。

でも、彼女がいたら、もし途中でハプニングがあっても、心強いし。
やっぱり、出来るだけ早く移動したい。
200円ごときで、うだうだしていてもしょうがないので、
隣の会社に行ってバスのチケットをゲット。

彼女と2人でダッシュで、バス乗り場まで行く。

バスはある、時間はすでに4時30分。でも、動く気配がない。
そして、バスがぼろい。これで、スクレまでの悪路を移動できるのか、
不安がよぎる。
7時発のバス会社のバスのほうが写真を見た限り
新しくてよい感じだった。

一瞬、選択間違えたかな?と思う。

7時発のチケット、キャンセル出来なかったわけだから、
まだ有効なはず。
迷う、このぼろバスに乗るか、7時まで待つか。
そわそわ、どうしよう?????

と悩んでいるうちに、4時50分。ドライバーが出発の準備をはじめた。

決めた。このおんぼろバスで行こう。

そしてなんとか、ポトシの町を出ることが出来たのでした。

DSCF4119.jpg
バスは満員。3時間立ちっ放しの人も。

ストライキで道路が塞がれていて、立ち往生することを覚悟していたのに、
バスは問題なく、山道を越えていく。
確かに、こんな山道でわざわざ、バリケードを作ることはないか。
問題は、スクレの街に入る辺りからかなと、思っていたら、予想は大当たり。
3時間後、そろそろスクレかなと思ったところで、バスは停車。

やはりありました、バリケード。

DSCF4121.jpg
はじめは、トラックが並んでいるだけでしたが、

DSCF4124.jpg
やはり、ありましたバリケード。石を並べただけの。

DSCF4126.jpg
石です。手作りです。

DSCF4127.jpg
石をまたいで、みんな進む。

DSCF4128.jpg
現場はこんな感じ。写真を撮っていると野次が飛んできた。

ここから先はバスは行けないので、歩いて1KMほどのところまで歩いていって、
バスかタクシーを拾うしかないらしい。
すでに、夜の8時。彼女と私はコロコロを転がしながら、歩く。
はじめは、誰も乗っていないトラックやバスがあるだけだったけど、
5分ほど歩くと、石を並べて作られたバリケードが。
そして、ストライキに参加している人達が大勢いる。テントもある、
焚き火もある。
これこそ、<人生ではじめてみる風景>。
この状況からすると、7時のバスで来ても街中には入れなかっただろうし、
当分、ストライキは続きそうな気配。

50メートルぐらいの範囲がストライキ場みたいな感じになっていて、
それを過ぎるとタクシーがちらほら。
市内に行くには、タクシーを利用するしかなさそう。
夜に1人でタクシーに乗るのはいやだけど、彼女はセントロでなく
バスターミナルに行くので便乗は出来ない。バスで一緒だった
他のバックパッカー達は既にいないし。
う~しょうがない。

どうしようか思案していると、タクシーのおじさんが声をかけてきた。
おじさんのタクシーは新車で綺麗。たぶん、大丈夫だろうという勘だけで
決めた。
おじさんに、ホテルの名前を告げて出発。
あとは無事にホテルまで行けばいい。お願いします!と祈るのみ。

そして、無事にホテルに到着したものの、

部屋がない!

「え~~~。もういやや~~~。」結構、部屋数がありそうなホテルなのに、満室。
ホテルのお兄さんが教えてくれた、向かいのホテルに行ってみる。
今日は満室。
「え~~~。どうして?なんかのイベントがあるの?」
次のホテルへ。
今日は満室。
「え~~~。もうしんどい。」
4件目のホテルに行く。
部屋ありました!
イマイチな感じだったけれど、
他をあたる体力は残っておらず、Residencial Bolivia
泊まることに決定。

お腹がすいていたけど、どこにレストランがあるかも
わからず、スプライトとポテトチップスを買って、
それを食べて、シャワーも浴びずベッドへ。

長い、長い、一日が終わりました。

色々お世話になった彼女、お互い国籍も名前も教えあわなかったぐらい、
2人とも移動することに精一杯だった、そんな数時間でした。

彼女は、無事にバスターミナルでチケットを買えたのだろうか?

hotel bolivia
◆Residencial Bolivia ★★☆☆☆
・50ボリ(約420円)朝食は5ボリ
・どのホテルの満員の中、客室数が多いのか
 空いていたホテル。
・まあまあ綺麗で、スタッフも親切。

| ボリビア | 03:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://domybest25.blog112.fc2.com/tb.php/134-b26f84c9

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT