世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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イスラエル人と旅をするということ その2

イスラエル人のショーシャと一緒に行動した3日間。
ほんの少しだけれど、イスエルという国の実情を知ることが出来た。
例えば、

・土曜日休息日で<活動>をしては行けない。お金を払うという行為も禁止。
※旅の計画を立てたりすることも<活動>とみなされる場合もある。

・牛肉とチーズ(ミルク)を一緒に調理してはいけない。

・イスラエル以外の国で、牛肉、ワインを口にしてはいけない。

・徴兵制があるけれど、宗教一家に育った女の子は入隊しなくてもよい。

・30、40歳代でユダヤ教徒になろうと思ったら、
 お腹をナイフで傷つけるような儀式をしないといけない。

・イスラエルには、働らかずにユダヤ教を勉強し続ける人達がいて、
 職に着いている人から反感をかっている。

・たくさんのタイ人が出稼ぎのため、イスラエルに住んでいる。

などなど、知らなかったことばかり。彼女いわく、このような特殊な規則を守ることで、ユダヤ人としてのアイデンティティーを失くさないように国が仕向けているらしい。

ショーシャはポーランド人の父親と、イギリス人の母親をもつハーフ。6人兄弟の末っ子で、体育の先生としてイスラエルで働いていたのだけど、生徒を教えるのが大変で仕事を辞めて、南米を旅している。私が抱いていたイスラエリーのイメージと違って、彼女は親切で、大人しく、優しい女の子だった。でも、彼女の立ち振る舞いには時々ひやっとさせられることもあった。

一番印象に残ったのは、「土曜はお金を払ってはいけない。」の決まりを彼女が守っていたこと。その活動禁止の土曜日、一日中私は、彼女と一緒に行動した。
ということは、なにかお金が必要なときは、私が彼女の分も払うということになる。アイスクリーム屋に行ってアイスクリームとコーヒーを飲んで、スーパーで水を買ったぐらいだから、なんてことない金額だったのだけれど。もし、私だったら<お金を持っているのに、誰かにお金を払ってもらう>ということに負い目を感じると思うけど、彼女はそんな思いは抱いていないように感じた。

もちろん彼女は自分のポリシーを貫くべきだと思う。
でも、イスラエルの国以外で過ごすときは、この習慣が、色んな弊害を生むことになる気がしてならない。
なぜお金を払わせるんだ、と考える人もいるだろうし。実際、私も「お金を持っているけれど、お金を使えない人。」と共に行動したことは、不思議な体験だったから。

彼女はイスラエル人として、いろんな重荷を背負っているんだとなんとなく感じた。
彼女の考え方や、彼女に対する周囲の態度をみて。
土曜日にホステルのスタッフに、彼女が明日のバスの出発時間を聞いたときに、
「君は今日、活動してはいけないんじゃないのかい。」みたいな嫌味を言われていたこともあった。
※このホステルのスタッフの態度最悪。

はじめは、どう接してよいかとまどったけれど、彼女と一緒に氷河トレッキングに行ったり、イスラエルのこと、日本のこと、旅のこと、色々話せてよかった。

日本では、体験できない貴重な時間でした。

DSCF3002.jpg
旅友、ショーシャ。
聖書の時代にいそうな、綺麗な女性。

DSCF3004.jpg
ホステルに張られていた、イスラエル表記の注意書き。


| パタゴニア | 22:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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