世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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「キラキラ、女子力の高い世界でバイト」 

就職活動していた時に何度かした、短期バイトに土曜日から
3日間行ってきた。
某有名化粧品会社のイベント期間中、販売スタッフは接客に忙しいので、
彼女達の代わりに短期バイト衆がひたすら顧客のカルテを打ち込む
という仕事。

数ヶ月前の初回は梅田、先月は難波、今回は京都のデパート。
今回の仕事場は閉所恐怖症の人は絶対に我慢できないであろう、
イベント会場の横に設置された1畳もないスペース。
そこで7時間、ひたすらデータを打ち込む。
特に何の面白みもないと思われるバイトだったけれど、意外に
色々考えることがあったので、それを書き残しておこうと思う。

化粧品会社の販売員といえば女性。高級化粧品だけあって、
販売員の質も高く、女子力が高く、綺麗で(品のある)、イベント
会場はキラキラ輝いている感じ。そのキラキラ女子数十人の中に
1人男性の販売員が!
綺麗にメークもしていて(ファンデーション+まゆを整える程度)、
明らかに普通の男性と違う。
私は接客する姿をチラッとしか見れなかったのだけれど、カルテを
見る限り、ダントツ売り上げを稼いているようで、かすかに聞こえて
くるお客さんとの会話を聞いていても、すごく自分の仕事を楽しんで
いるよう。
キラキラ女子10数人の中に彼1人。
女性販売員達は全く気にすることなく、誇りを持って化粧品を売る仲間
として迎えていたこと、女子の中で男性が1人真摯に働いていることが
本当に普通の光景としてあったことがなんかすごくいいな〜と思った。
10年前なら異質だったかもしれないけれど、日本も変化している。

上がる時間が同じで、帰る支度をしていると
「もっといたかったです」という彼の声が。
やはり、自分のしたいことを仕事にするって大切やな〜と思わされた。

もう一つのエピソード。
このデーター打ちのバイトは化粧品売り場ということで「ザ女子の世界」。
やわらかい物腰の女子、硬派な女子、お局さん、色々な女子がいる。
共通するのはみんな、べんぴんさん〜。
完璧なメーク&髪型の彼女達と、データーを打つバイト衆には大きな壁が
あるのだけれど、接客のプロは私達にも愛想がいい。
今回のチームリーダーはピリっとした人で、できるだけ当たり障りなく
接しようと思い卒なく対応していた。愛想もなく、ちょっと苦手な感じの人。
最終日の今日、ソソクサと会場を立ち去ろうとしたら、
その人が追いかけてきて、「これどうぞ」と化粧品のサンプルを
手渡してくれた。
「あっ、ありがとうございます。」と驚く私。

データー打ちのことなんて気にもかけてない感じの人だったのに、意外な
対応にびっくり。3日間、私としては一番怖い感じの人だったのに。
狭い空間でひたすらデーターを打ち込む私を不憫と思ったのか?
人は見かけによらないというか、人の考えていることは本当に本人で
ないとわからないものだと思わされた。

私の歳なら正社員で働くべきで、こんな短期バイトをするということはあまり
良いこととは言えないけれど、こういう小さな気づきや、出会いがあることは
大切なことだと思ったりもする。
普通にデザイナーしていたら絶対に知ることのない世界を垣間観れることは、
デザイナーとして経験を積むことと同じくらい、人間として大切な経験に
なっていると私は思う。
(そう、ポジティブに思いたい、、、、。)

| 日本 | 23:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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