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世界放浪 ONE WORLD ONE LIFE 女一人旅

世界を廻る1年5ヶ月の旅は完結。日本での日々を綴ってます。

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パレスチナ自治区と分離壁

パレスチナ

日本に居るときは中東問題に興味がなく、
アラファトPLO代表の顔をニュース番組で頻繁に見て
「一体何をもめているの?」
「ガザ地区って何?」
「パレスチナ難民って?」といろいろ疑問には思うのだけど、
 それを知ろうとしなかった。

でも、問題のある場所に自分を置くと、
その問題が一体何であるのか知りたくなる。

イスラエルのガイドブックを読んではじめて、イエスが生まれた地「ベツレヘム」がイスラエルではなくパレスチナ自治区にあることを知って驚いた。
また、旅する中でイスラエル政府が2002年からパレスチナ自治区を
包囲するように壁を建設しているということ耳にしていた。

そんな知識の乏しい私だけど、ちゃんと現実を見ておこうと
「ベツレヘム」に行ってきた。

ベツレヘムはエルサレムからバスで30分ほどの所にある。
バス停から中心街までぶらぶら歩いてみたけど、ここはイスラエルといるより、
アラブの国のどこかと思うぐらいアラブの雰囲気が漂っていた。

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ベツレヘムはアラブの町でした。

まず、キリストが生まれた聖地「聖誕教会」へ。
エルサレムにある教会と同じく、ここも巡礼客、観光客でいっぱい。
特に、ロシア人が多かったのが印象に残った。

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聖誕教会
キリストが生まれたと伝えられる所に建てられた教会

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星マークのところがキリストが生まれたところらしい、、。

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聖誕教会の中

次は、ミルク・グロットという教会。
母マリアがエジプトへ向かうため、急いで支度をしていたとき、
母乳が地面にこぼれた。そうすると、赤かった地面がミルク色に染まったという。

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ミルク・グロット

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礼拝堂で祈る女性
全く動かないので人形かな?と本気で思った。

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本当に色んな伝説があるものです。

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丸みのある可愛らしい教会

教会を見た後は、今日一番の目的の場所「分離壁」へ。
切手を買ったお土産物屋のおじさんと話したとき、
どうしてイスラエルは壁を作ろうとしているのか?と
聞いてみると、
「イスラエル政府は、壁はパレスチナを守るためと言っている。
 どうしてそんな壁が必要なんだ? 
 僕たちはただ平和であってほしいだけなのに。」

という答えが返ってきた。

イスラエル、ユダヤ人はナチスの迫害を受けて散々な目にあったのに、
今彼らはパレスチナ人に同じようなことをしようとしている。
※ナチスほどひどくはないけれど。
どうして?

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中心街から10分ほど歩くと見えてきた「分離壁」。

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イスラエル政府に対して抗議するメッセージや
イラストが壁にペイントされている。

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壁の高さは10メートルぐらい。

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FREE PALESTINE パレスチナ人を自由に!
FREE TIBETと同じ、、、。

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「私たちには同じ色の血が流れている。」

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「自分の世界を造ることは、誰かの世界を壊すこと。」

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こんな可愛らしいイラストも。

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壁にペイントするパレスチナ支援者?

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壁の傍の公園で遊ぶ子供達。

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パレスチナ人は自由に自治区の外には出られないらしい。
彼女達が大人になり、もっと広い世界を見たいと思ったとき、
どういう行動をとるのだろう?

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「分離壁」に反対する組織がたくさんあるらしい。
抗議活動の一環として、壁にパレスチナ人の体験談を
ポスターにして貼っていた。

15枚ほどあった中で特に考えさせられたメッセージ。

「壁が建てられてから、この周辺を誰も歩かないようになった。
 犬と猫しかここを通らない。
 
 壁は私達に「ここから動くことができない。」という
 ことを思い知らせる。
 壁を見るたびに私はその現実を突きつけられる。
 
 窓の外から
 朝日を見るとき、
 夕日を見るとき、
 いつもそこに壁がある。

 壁を見るたびに、私の心にも壁が出来たような気持ちになる。
 私の心が何かでふさがれているような、、、。

 壁を見るたびに、私は自分自身が恥ずかしくなる。
 なぜなら、この壁は私と同じ人間が造りだしたものだから。」


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ベツレヘムからエルサレムに戻るときは、
チェックポイントを通らなければならない。
イスラエルの一方的な態度が気にさわる。

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パレスチナ側とは対照的に
イスラエル側の壁には何もペイントされていない。
近づくことも駄目なような雰囲気があった。

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どこまで続く?

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聖誕教会の前でデモが行われていた。
デモ隊の人数は少なく、遠巻きに見ているアラブ人もいて、
パレスチナ問題解決を諦めた人が多いのかもしれない。

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in Bethlehem

エルサレムからベツレヘムへの行き方
ダマスカス門近くのバスターミナルから21番が出ている。
終点から歩いて10分ほどで町の中心に行ける。
タクシーのドライバーが寄ってきて
徒歩では無理と言ってくるらしいので注意。

帰りは分離壁から徒歩5分ほどのところにある
チェックポイントへ。そこを出たら124番のバスが出ている。
チェックポイントの場所はわかりにくいので、
インフォメーションで教えてもらうほうがよい。

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インフォメーションのお姉さんはすごく親切
町歩きの前に行くことお勧めです。

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